今日はMACの話です
正体は後述しますが日々のビジネスの中でここのところ「なんでこんなもんが売れてるんだろう、ていうかこれは何だ」というソフトが良く売れてました。そして先日あるビジネスパートナーの方と近況を話していたところ、その理由が判ったのです。
■WindowsとMACの混在環境
もう今や企業内では一般的となったIT機器の一つ「NAS(ネットワーク接続ストレージ)」通常のサーバメーカーのサーバはもちろん、バッファローやアイオーデータなどのNAS専用機を安価に導入している企業様も多いと思います。
私の事務所でももちろん使用しており、何ら問題なく稼働しているのですが、ある環境になると問題が発生します。
それは「WindowsとMACの混在環境」です。
■よくあるパターン例
事務方/営業部門・・Win
開発/制作/広報部門・・MAC
といった混在環境を見ることありますが大体の企業においては全体の環境はWindowsをベースにした環境構成にして、そこに一部特殊任務としてMACが参加しているようなイメージになると思います。その結果Windows Server/Windows Storage ServerベースのNASにMACがアクセスする、といった機会が発生します。
Win側のファイルサーバのファイル共有プロトコルはSMB、もしくはCIFS。MAC側のファイル共有プロトコルはSMB、もしくはAFP仕様上はSMB接続によってMACもWin環境のNASに対してアクセス、ファイル共有することは可能です。しかし下記のような問題点が多発してしまいます。
■混在環境による弊害
ピックアップすると3つアクセス先のNASのデータが下記の事例のようになります。
・ファイルの白紙化
・文字化け
・Spotlight検索できない
色々なMACユーザーの個人ブログを見ますと上記問題に直面し、各々で打開すべく、個別でコマンドを打ち込んだりカスタマイズを掛けたり、大変苦労しながら解決している様子が伺えます。
■Acronis Files Connect
※旧 Acronis Access Connect (2017/09/06:更新)
ここで冒頭の「ある売れているソフト」の話に戻ります。
「Acronis Files Connect」
・既存のWinサーバにインストールすればAFPプロトコルを使用可能に!
・つまりWinNAS上のデータもSpotlight検索で高速サーチ可能に!
・印刷時のわけの分からないバグも解消!
・既存Macには新規ソフト/モジュールのインストール不要(=急な買い替えは必要なし)!
膨大なファイルを扱う、印刷業、放送業のMacユーザーの皆さん、これで「Macだからしょうがない」が色々改善されるのではないでしょうか。
記事:https://mitani-bp.xsrv.jp/ by T.Tanaka(自社WEBサイト2017年6月)