Darktrace

脱・人間時代の自己学習型AIによる自律的なサイバー攻撃対策

近年、世界中の企業がサイバー攻撃による甚大な被害を被っています。企業の情報セキュリティ担当者は、進化し続ける脅威への対応に追われ、疲弊しています。そこで今回は、人間が対応せずとも自己学習型AIが自律的にアクションを実行する、Darktraceについて解説します。

複雑化するサイバー攻撃と対応の限界

現代ではサイバー攻撃がどんどん複雑化し、企業において適切な対策を講じることが難しくなっています。ランサムウェアによって極めて重要なデータが人質にとられ、やむを得ず大金を払ったり、要求に従わず流失させられてしまったりするケースは非常に多いです。ランサムウェア以外にも、サプライチェーン攻撃、ソーシャルエンジニアリング、フィッシング、スミッシング攻撃など攻撃形態は様々です。

もちろん、被害に遭った企業は何の対策も講じていなかったわけではありません。サイバー攻撃の被害を受けたことが大きな話題を呼んだアメリカのColonial Pipeline 社やJBS Foods にも、セキュリティ対策チームはあったはずです。しかしどんなに入念な策を講じていても、力が及ばないことはあります。

Darktrace

こういった中で、最近では攻撃の発生を自動検知するだけではなく、人間の代わりとなって自律的に攻撃を封じ込めるシステムが必要だと考えられるようになりました。こうした発想はアメリカを中心に世界中に広がっており、MIT Technology Reviewによると、「経営層の 96% は、AI を使ったサイバー攻撃への備えを既に開始している」と公表しています。攻撃に対してAIが自律的に対応し、その間に人間がインシデントを調査するという、ハイブリッドな対策はこれから不可欠になるでしょう。

自律的なAIがより柔軟な対策を実行

これまでサイバー攻撃に対して、ファイアウォールやアンチウイルス、 Eメールゲートウェイなど多様なセキュリティツールが生まれてきました。しかしこれらはすべて、事前に定義されたルールやシグネチャに沿った対応しかできません。つまり、新しい脅威が生まれた際にはなす術がないということです。

また、コロナ禍におけるリモートワークの広がりとともに、これまで想定できなかった従業員による内部脅威のリスクが発生しています。複数の社内システムやプラットフォームで不測の事態が起きる中で、ある異常事態が悪意ある第三者からの攻撃なのか、従業員による通常とは異なるアクティビティなのかを判断する必要があります。

こうした変化の中で、企業では攻撃を検知するだけではなく、人間の判断や行動を必要とせず攻撃を封じ込めるスピーディな対応を求められています。そこで生まれたのが、SOARや次世代型IPS といった、自動化された対処ソリューションです。しかし、これらのソリューションは既知の脅威は検知できますが、事前のルールから外れたものについては対応できません。

より効果的に撃退するためには、サイバー攻撃に対して一元的な対応をとるのではなく、個々の組織毎に最適な方法で分析・阻止するといった、柔軟な技術が必要です。組織内のあらゆるユーザーとデバイスにおける正常な状態を動的に理解し、少しでも攻撃の兆候があればリアルタイムかつ自律的に有効な手立てを打つことで、企業の大切なデータを守ることができます。

Darktrace
自律的な対処技術は攻撃がいつどこで発生しようとも
人間からのインプットを必要とすることなく無害化

あらゆる脅威を数秒で無害化する Darktrace

Darktrace

Darktrace RESPOND は、AI により、未知か既知かを問わずあらゆる脅威が発生してからたった数秒で無害化します。これにより、自己防衛型組織の構築が可能です。攻撃を受けてもリアルタイムでとるべきアクションを計算します。常に何が正常かを認識することにより、悪意のあるアクティビティだけをピックアップして遮断することが可能です。

ピンポイントで適切な対応をスピーディに実施することで、平時のビジネスを妨げることなく重要なデータを守ります。もちろん、AIが24時間365日稼働しているため、従業員の少ない時間帯や休日なども関係ありません。

Darktrace(自律的対処)についての詳しい資料

このような自己学習型AIが具体的にどのように企業を守るかについては、ぜひこちらから資料をご覧ください 。複数の具体的な事例が掲載されています。三谷商事では、さらに複雑化するサイバー攻撃から重要なデータを守りたい企業のために、Darktrace 社と協力し、Darktrace の導入から運用まで、徹底サポートいたします。新しい時代のサイバー攻撃対策のため、ぜひ導入をご検討ください。Darktrace(自律的対処)についての詳しい資料は下記フォームよりご請求いただけます。

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