ワンランク上のテレワーク環境のために ニキシー管風デジタルクロック

100年前にタイムスリップ?テレワーク環境をオシャレに演出。古き良き時代を彷彿とさせるニキシー管風のデジタル卓上クロック

時代はテレワーク。コロナ禍における外出自粛でテレワークを余儀なくされている方が多くいらっしゃいます。
筆者もそんな一人なのですが、自宅で作業しているとついつい時間を忘れて仕事をしていることが多くなっています。昼食の時間だと思って気づくと夕方だったりするのでそれだけ集中しているということなのでしょう。
筆者の環境では自室にある時計は壁掛け時計だけなのでPC作業中に見ることはほぼありません。代わりと言っては何ですが、唯一目に映るのはPCのタスクバー端に表示された小さな4桁の数字だけで、これでは気づかないだけでなく味気ない気分です。

また、デスク周辺に余分なものを置かないことを心掛けているのですが、時計ひとつ置くのもなんとなくセンスが問われるものがあります。誰に見られるわけでもないのですがスマホを常時表示させるわけにもいきませんし、目覚まし時計を購入しても場違い感があります。

そんな中、秋葉原のパソコンショップでおなじみのドスパラ(上海問屋)を運営する株式会社サードウェーブから発売されている カスタムイメージも表示できるニキシー管風デジタルクロック「DN-916006」を個人的にドスパラ秋葉原の3F:上海問屋で購入したので皆さんにご紹介していきたいと思います。この手のアイテムは人によっては好き嫌いはあると思いますが少々お付き合いいただければ幸いです。

どこか懐かしさを感じる

みなさんはスチームパンクという言葉はご存知ですか?

簡単に説明すると蒸気と歯車・真空管の世界です。時代背景としては西暦1900年前後の世界感なので明治後期~大正時代あたりを想像していただけると当てはまると思います。その時代の蒸気機関を発展させたような感じで雰囲気的にはジブリアニメの天空の城ラピュタのような感じです。科学技術が発達した現代から見るとかなりレトロな感じがしますが、この世界観がお好きな方が世界中に多くいらっしゃるようです。

 上海問屋 製品ページより

今回ご紹介する DN-916006 はこのスチームパンクの世界に迷い込んだかのような置時計型のガジェットになります。ニキシー管風と謡ってはいますが、現代の技術で再現されているので中身はLED液晶パネルであり、給電も USB Type-C なのでふんだんに現代技術が盛り込まれています。

早速製品を見ていくことに……
……見ていくことにしたいのですが、重要なことが一つあります。

本製品は半完成品の組み立てキットです。組み立てキットと言っても従来のようなコンデンサやチップをハンダすることはありませんが完成品ではない点をご留意ください。

キット紹介と組み立て

 上海問屋 製品ページより

説明書などはありませんが、(液晶を)挿して、(ガラスカバー)かぶせて、電源オンだけです。
見ればわかるレベルの工作なので何も難しいことはありません。

 上海問屋 製品ページより
 上海問屋 製品ページより
 上海問屋 製品ページより

通常であれば箱を開けて通電までおよそ10分以内です。注意する点としては冬場の作業なので静電気を事前に逃がしておくこと、液晶パネルの挿入時にまっすぐ入れること、液晶保護フィルムを剥がす際に指紋を付けないようにすることくらいです。

給電はUSB経由で常時通電している必要があります。USBからコンセントに接続するアダプターは付属していないので準備する必要がありますが、PCのUSB端子でも問題ありませんし、たいていの方はスマホを購入した時のアダプタが余っているはずなのでそれを用いることが可能です。(筆者は米国製スマートフォンのアダプタ 5V 1A を流用しています。)

USBによる給電が行われない場合でも時刻や設定情報はボタン電池によるバックアップが行われており消えることはありません。USB接続ポートは組み立ての際にケースの左右どちらかに(排他利用で)対応可能なので設置環境に応じて左右を選択できます。

完成と設置

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みごとにレトロ感満載のニキシー管風の表示ですね。
表示は全部で6桁になり、2桁ごとに「時:分:秒」で、上記画像の時刻は 10時50分55秒 となります。

この他、時計だけでなくカレンダーモードも搭載されています。カスタマイズ機能としては Windows10 専用のソフトウェアがダウンロード提供されており、それを利用することでオリジナルの画像(BMP画像)を割りあてて表示させることも可能となっています。もちろんカスタマイズしない場合はPCと接続しなくても時計・カレンダー機能と色調などの基本設定は利用可能です。

ニキシー管についてざっくり解説

ニキシー管とは1920~50年頃に真空管の技術を利用して0~9までの数字や小数点の形をした陰極(光る部分)と陽極(網目部分)をガラス管内に特殊ガスで封入したものになります。この管に直流電圧を流すことによってオレンジ色に発光する仕組みになっています。昭和中期の古い自販機やアーケードゲーム機、同時期の電卓などに利用されていました。現代でも稀に地方の主要国道沿いなどのドライブインで実働の自販機が、温泉旅館のゲームコーナーでピンボールやアーケードゲーム機が置いてあったりします。電卓は筆者も博物館以外では見たことはありませんが1960年代には主流だったようなので商店をやっていたような古いお宅の倉庫や押し入れには眠っているかもしれません。

製品は現代風というかゲーミングPC風に色を設定して派手なLED演出も可能です。もちろん液晶画面の画像表示を変えたりも可能なのでお好みに合わせて調整が可能です。筆者の場合は雰囲気を壊さないためにもニキシー表示にして電飾はうっすらオレンジで点灯させています。夜間の美しさは感動レベルです。
※一点だけ、Windows10につないでもマザーメーカーのLED制御とは無関係なので同期はできません。

総評

全体的に雰囲気が良いです。液晶に表示されたニキシーが非常によくできています残念な点は本品に限らず上海問屋で販売される製品の多くは少数生産品で再販はしないであろう点、ゆえに価格がやや高い点(価格13,999円税別)、保証期間が初期不良2週間のみという点です。またこの価格帯になると本物のニキシー管クロック組み立てキットも視野に入ってきますが、LED液晶なので熱問題などが起きず、ニキシー管より寿命が長いLED液晶なので安心して利用できるのはありがたいです。もちろん残念な面を差し引いても筆者自身は購入に後悔はありません。この独特の雰囲気を他の製品で出すことはできませんから。テレワークで長くいるからこそ快適にしたい、資料の山でごちゃごちゃさせたくない、ゆとりが欲しいという方にいかがでしょうか。

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