雷が多い夏、停電対策は大丈夫?UPS選び方教えます。


無停電電源装置UPSまるわかりガイド
タニくん
タニくん
最近、営業先でUPS導入したとか買い換えたってよく聞くんですけど、UPSって何のことかみー先輩わかりますか?

みー先輩
え!?タニ君UPSも知らないで営業に行ってたの?UPSは無停電電源装置の略称のことよ。ちゃんと覚えておいてね。

みー先輩

タニくん
タニくん
無停電電源装置・・・?

UPS(無停電電源装置)は停電などの
電波障害のトラブルから機器を守ります。

  • No.1
    一時の電源確保

    停電が起きた場合など、電源が「ブチッ」っと切れてしまう前に数分~数十分の間UPSが電源を供給してくれます。この間に、安全シャットダウンするなど時間の猶予が確保されます。

  • No.2
    機器故障の回避

    突然電源が落ちると、機器に負担がかかり故障大きなの原因に繋がります。自然災害による停電は回避が難しいので、事前のトラブル予防に役立ちます。

  • No.3
    データ損失の防止

    作成したデータが消えてしまった!電源が急に落ちた場合、何時間もかけて作成したデータが消失する可能性があります。UPSを設置することで、もしもの場合にも確実に保存時間を設けることができます。

タニくん
タニくん
なるほど!
急な電源トラブルに対処する重要な機器がUPSという事ですね。

みー先輩
そうよ、分かってくれたかしら?停電だけではなくて、電圧が下がったり、雷の時など、いろんなシーンで活躍するのよ。

みー先輩

タニくん
タニくん
分かりました。
ちなみに、家でも会社でも同じUPSを使えるんですか?

みー先輩
使える場合もあるけど、目的によって使い分けたほうがいいわね。トラブルを回避する機器が何なのか、またどのくらいの時間の猶予が必要か、などの状況にあったベストなものを選らぶのが一番よ。

みー先輩

タニくん
タニくん
なるほど…どんなUPSを買ったらいいのか、分からないです。

みー先輩
そうだね!
せっかくだから、状況に応じたベストなUPSの選び方を見ていきましょう!

みー先輩

目的や環境にあった
ベストなUPSを選びましょう。

UPSは目的に応じて、様々なラインナップがあります。
以下の3項目を調べることで、あなたにぴったりのUPSを選ぶことができます。
  • – 01 –
    UPSで
    保護する対象

    どの機器をUPSに接続してトラブルから保護するのか、対象を決めます。UPSは製品によって接続できる機械の数(コンセントの数)が異なります。機会をいくつ接続するのか、確認しましょう。

  • – 02 –
    保護する対象の
    消費電力と保護時間

    保護する対象が決またら、機器のW(ワット)数とVA(ボルトアンペア)数を確認します。説明書や仕様書に記載されていることが多いですが、分からない場合にはメーカーに確認しましょう。消費電力の大きな機器の場合、その電力をまかなえるUPSを購入する必要があります。また、障害時にどのくらい猶予が必要なのか猶予が長ければ長いほど大型で高価なUPSの購入が必要です。

  • – 03 –
    保護する対象の
    コンセントの形

    保護する対処のコンセントの形を確認しましょう。コンセントの計上から100Vか200Vかを判断することができます。
    (家庭用は一般的に100V)

※W(ワット)数とは・・・

有効電力と呼ばれるもので、その器具や装置が実際に消費する電力を表すとき使われる。

※VA(ボルトアンペア)数とは・・・

皮相電力と呼ばれ、使用する装置に加えられる電圧(V)と、その装置に流れる電流(A)を掛けた数値になる。
皮相電力には、配線や機器の中でムダに消費される電力が含まれていて、ワット数よりも実質的な消費電力とされる。
引用:https://www.nttpc.co.jp/yougo/VA.html

タニくん
タニくん
この3つを確認することで、目的や環境にぴったりのUPSが見つかるんですね!

みー先輩
そういうこと!じゃあ、念のために今回保護する対象を明確にして何を選定したらいいか事例を挙げながら見ていこう!

みー先輩

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